ログファイルの指定
MongoDB Shell がログファイルを書き込む場所を指定できます。デフォルトでは 、 MongoDB Shell は各セッションのログをユーザーの .mongodb/mongosh
ディレクトリに保存します。これはオペレーティング システムによって異なります。
オペレーティング システム | デフォルトのログ ロケーション |
---|---|
macOS と Linux |
|
Windows |
|
このタスクについて
現在のログファイルのロケーションを表示するには、config APIを使用して logLocation
値を返します。
config.get("logLocation")
ログファイルの場所を変更した後、変更を有効にするには新しいMongoDB Shell セッションを開始する必要があります。
ログファイルのロケーション
MongoDB Shell 2.4.0 以降、現在のログファイルの場所を表示するには、log.getPath()
コマンドを使用します。(例: )。
log.getPath()
出力例:
/Users/jane.doe/.mongodb/mongosh/c2961dbd6b73b052671d9df0_log
パス内の 16 進値は、現在のセッションのMongoDB Shellログ識別子です。
ログファイル名
デフォルトのログファイルのロケーションを変更すると、ログファイルの セッションIDの前に mongosh_
のプレフィックスが付きます。例、セッションID 67be0c0eb6227e211a1979e8
のログはmongosh_67be0c0eb6227e211a1979e8_log
として保存されます。
デフォルトのログファイルの場所を使用する場合、ファイル名に mongosh_
プレフィックスは含まれません。例、セッションID 67be0c0eb6227e211a1979e8
のログは67be0c0eb6227e211a1979e8_log
として保存されます。
手順
ログファイルの場所を変更するには、logLocation
構成オプションを変更します。構成オプションは、 構成APIまたは構成ファイルを使用して変更できます。
重要
絶対ファイルパスとして logLocation
を指定します。
APIを使用したログの場所の変更
次のコマンドは、コンフィギュレーションAPIを使用して logLocation
設定を /path/to/log/directory
に設定します。
config.set("logLocation", "/path/to/log/directory")
Setting "logLocation" has been changed
構成ファイルによるログの場所の変更
次の構成ファイルでは、logLocation
の設定を /path/to/log/directory
に設定します。
mongosh: logLocation: "/path/to/log/directory"