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データベース マニュアル
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シャーディングされたクラスターのコンポーネント

MongoDB の シャーディングされたクラスターは、次の要素で構成されます。

本番環境のクラスターでは、データの冗長性を確保し、システムの可用性を高レベルに保ちます。シャーディングされたクラスターを本番環境にデプロイする際は、以下の点を考慮します。

本番環境には、少なくとも 3 つのデータセンターにコンフィギュレーションサーバーとシャードレプリカセットをデプロイすることをお勧めします。この構成により、1 つのデータセンターがダウンした場合でも、高可用性が得られます。

シャーディングでは、シャーディングされたデータを分散するために、少なくとも 2 つのシャードが必要です。シャードが 1 つのみシャーディングされたクラスターは、近い将来にシャーディングを有効にする予定だが、デプロイ時に有効化する必要がない場合に便利です。

mongos インスタンスを複数デプロイすることで、mongos ルーターで高い可用性とスケーラビリティを実現できます。プロキシまたはロードバランサーがアプリケーションと mongos ルーターの間にある場合、クライアントのアフィニティを保つよう構成する必要があります。クライアント アフィニティにより、単一のクライアントによるすべての接続が常に同じ mongos に到達します。高可用性をシャードレベルで実現するには、次のいずれかを実行します。

  • mongos インスタンスがすでに実行中のハードウェアに mongos インスタンスを追加します。

  • アプリケーション レベルで mongos ルーターを埋め込みます。

mongos ルーターはコンフィギュレーションサーバーと頻繁に通信します。ルーターの数を増やすと、パフォーマンスが低下する恐れがあります。パフォーマンスが低下する場合は、ルーターの数を減らしてください。

以下は、本番環境で通常使用されるシャーディングされたクラスターのアーキテクチャ図です。

シャードと mongos ルーターをそれぞれ複数含む、本番レベルのシャーディングされたクラスターの図

テストおよび開発用に、最小限のコンポーネント数でシャーディングされたクラスターをデプロイできます。これらの非本番クラスターには、以下のコンポーネントが含まれます。

次は、開発専用のシャーディングされたクラスターのアーキテクチャ図です。

単一のシャードと mongos ルーターを含む、開発用のシャーディングされたクラスターの図

警告

テスト クラスター アーキテクチャは、テストと開発専用です。

以下も参照してください。

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シャーディング

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