Overview
ディレクトリ サーバーのユーザー名とパスワードを使用して、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバーで認証できます。
Tip
PLAIN 認証
認証メカニズムに ではなくPLAIN
LDAP
という名前が付けられているのは、ドライバーがPLAIN
RFC-4616 で定義されている 簡易認証とセキュリティ層(SASL)を使用して認証するためです。
LDAP 認証の指定
このセクションの例では、接続文字列または MongoCredential
クラスを使用して LDAP
認証を指定する方法を示します。 以下のプレースホルダー値を置き換えます。
<LDAP username>
: LDAPユーザー名。<password>
: LDAP パスワード。<hostname>
: MongoDBデプロイのネットワーク アドレスで、クライアントからアクセスできます。<port>
: MongoDBデプロイのポート番号。 このパラメーターを省略すると、ドライバーはデフォルトのポート番号(27017
)を使用します。
Connection StringMongoCredentialこの認証メカニズムを指定するための手順とサンプルコードについては、以下の [0 タブまたは タブを選択してください。
接続文字列を使用して LDAP
認証メカニズムを指定するには、次の手順に従います。
authMechanism
URL パラメータに値PLAIN
を割り当てます(任意)
authSource
URLパラメータに値$external
を割り当てます
注意
PLAIN
メカニズムを指定する場合、 authSource
を$external
以外の値に割り当てることはできません。
次のコードでは、 接続文字列で認証メカニズムを指定します。
val connectionString = ConnectionString("<LDAP username>:<password>@<hostname>:<port>/?authSource=$external&authMechanism=PLAIN") val mongoClient = MongoClient.create(connectionString)
MongoCredential
クラスを使用して LDAP
認証メカニズムを指定するには、次の例に示すように createPlainCredential()
メソッドを使用します。
val credential = MongoCredential.createPlainCredential("<LDAP username>", "$external", "<password>".toCharArray()) val settings = MongoClientSettings.builder() .applyToClusterSettings { builder -> builder.hosts(listOf(ServerAddress("<hostname>", <port>))) } .credential(credential) .build() val mongoClient = MongoClient.create(settings)
詳細情報
MongoDBへの認証の詳細については、 MongoDB Serverマニュアルの 認証 を参照してください。
Kotlin Syncドライバーを使用して MongoClient
オブジェクトを作成する方法について詳しくは、「MongoClient の作成」ガイドを参照してください。
API ドキュメント
Kotlin Syncドライバーでアプリケーションを認証するためのクラスとメソッドの詳細については、次のAPIドキュメントを参照してください。