Overview
このガイドでは、Java ドライバーを使用して集計操作を実行する方法について説明します。
集計操作により MongoDB コレクション内のデータが処理され、計算結果が返されます。クエリ API の一部である MongoDB 集計フレームワークは、データ処理パイプラインの概念をモデル化したものです。ドキュメントは 1 つ以上のステージで構成されるパイプラインに投入され、そこで集計結果に変換されます。
集計操作は自動車工場に似ています。工場内の組立ラインには、ドリルや溶接機のような、特定の作業をするための専用工具を備えた組立ステーションがあります。未加工のパーツが工場に搬入され、組立ラインで完成品に加工、組み立てられます。
集計パイプラインは組み立てライン、集計ステージは組み立てステーション、演算子式は専用ツールです。
Javaドライバーでの集計の詳細については、次のページを参照してください。
集計操作と検索操作の比較
検索操作を使用して、次のアクションを実行できます。
- 何のドキュメントを返すかを選ぶ 
- 返すアイテムフィールドの選択 
- 結果を並べ替える 
集計操作を使用して、次のアクションを実行できます。
- 検索操作の実行 
- フィールドの名前を変更する 
- フィールドを計算する 
- データを要約する 
- 値をグループ化する 
集計操作には、次のように留意する必要がある制限がいくつかあります。
- 返されるドキュメントは、 16メガバイトのBSON ドキュメント サイズ 制限に違反していない必要があります。 
- パイプライン ステージには、デフォルトで 100 メガバイトのメモリ制限があります。必要な場合、 allowDiskUse メソッドを使用してこの制限を超えることができます。